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ディアナコート都立大学

(株)モリモト

中高層分譲住宅部門 (小規模)PDFダウンロード

東急東横線「都立大学」駅徒歩5分の閑静な住宅街に位置する 31 戸の 50㎡コンパクトから 100㎡超を混在させた多ニーズ希求型の複合プランにチャレンジしたマンション。緩やかな傾斜地でありながら、エントランスへのアプローチと車路を一体化し、美しくデザインされたファサードが構成されている。エントランスホールは、道路側の壁面をガラス張りにすることで、開放感と採光を確保しつつ、樹木と岩を配置し品格のある静謐をテーマに高級感を創出している。周辺相場より高い価格設定にかかわらず、5か月で完売したため、大幅に広告宣伝費を圧縮できたことも高評価につながった。

事業コンセプト

強い人気を誇る東横線「都立大学」駅徒歩5分と、「自由が丘」駅も徒歩圏内の高台×閑静な住宅街に立地。この地での弊社従前来の事業スキームであれば広面積中心の高級レジデンスが事業開発の王道。しかし、地価高騰=販売価格高騰の必然の中、そのスキームには価格的に大きなリスクが顕在すると判断。改めて市場ニーズを検証し、100㎡超に加えて50㎡コンパクトを混在させた多ニーズ希求型の複合プラン型事業にチャレンジ。「この地に相応しい高品質コンパクトレジデンス」の実現に強いこだわりを込めた事業に転換。中心となるコンパクトプランは居住性と品質を確保し、高額コンパクトながら販売ポテンシャル向上を企図。上階には少数の100㎡超住戸を設置。事業採算上、価格比重の負荷をかけざるを得ない少数住戸は、市場価格を大きく逸脱する商品とならざるを得ないため、それに適うべく広面積と絶景眺望に加え超高仕様による限定感を創出。また事業総額拡大に向けた販売戸数確保のため、高品質×高居住性の地下住戸プランも実現した。

商品企画

「美しい端正と淡麗な上質」の2つを追求。シンプルで存在感のある本物を感じる力強いデザインが目標。最上階にガラスウォールと大きく張り出した大庇でのコーニライン形成により風格と存在感を演出。外装材は磁器質タイルをベースに、伊・マラッツィ社の大判タイル(600mm×1,200mm)やリブ状コンクリートの打放しを採用。エントランスロビーは、「品格ある静謐」をテーマに、正面壁にはアルマーニホテルでも使用された高級大理石の加・エラモサ大理石、床に御影石600角、壁面にライムストーン調大判タイルを使用しシンプルながら高級感を創出。内装は全住戸LD床を天然大理石、建具は天然木突板等を標準仕様としたほかにはない高品格内装を創出、高評価を獲得。商品構成は中心となるコンパクトプランは全てをワイドスパンプランとして、広開口と高仕様による居住性と品質を確保。「100㎡超」3住戸を上階に設置し、周辺にはない広さと高品質の提案型住戸をプラン。一方、地下には3住戸を設置。地下でも多採光で非圧迫感×地下ならではの割安感を持つ住戸をプラン。

事業成果

会員販売11週+一般販売11週=22週での早期完売を実現。当社の商品性を認識済みの当社会員様向け販売では、立地の希少性と高品質なコンパクト住戸、周辺にはない広面積プレミアム住戸、地下ではあるが居住性の高い割安住戸を当社の都心居住希望の会員様及び東横線居住希望の会員様にニーズ別の限定ご案内を実行。都心部居住希望の方々からはコンパクト住戸へ、この周辺での広い面積をご希望の方からプレミアムのご要望を得て、早々に会員販売対象住戸の要望を充足。続く一般販売では「都立大学」駅5分、高台立地、静かな住環境、周辺にはない高品質で高居住性能を持つコンパクトプランに高い評価を獲得。自己居住としてのコンパクトプランへの高い市場性と立地×プラン×資産性の総合的なそのあるべき商品像を実感として確認できたプロジェクトであった。

物件概要

事業主名 株式会社モリモト
現場住所 東京都目黒区中根2-15-12
企画設計 株式会社JWA建築・都市設計
施工者名 新日本建設株式会社
工事竣工 平成30年7月5日

規模概要

敷地面積 1,030.80m²
延床面積 3,113.06m²
住戸面積 54.19~112.37m²
構造規模 RC造地上5階地下2階建
住戸総数 31戸

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