ミオカステーロ八王子Ⅱ
山田建設(株)
中高層分譲住宅部門 (大規模)PDFダウンロード
JR 中央線「八王子」駅徒歩 13 分の立地ではあるが、通勤時間帯に目の前のバス停から2分に1本のバスが運行されている。事業用地取得時は不整形地であったが、隣地2件を追加買収することで整形地となったため、設計を変更しワイドスパンの間取りを採用、開放的な空間を演出している。1階店舗を自社保有とし、コンビニを誘致することで入居者の利便性を高めるとともに、年間を通して継続して家賃が入る仕組みも素晴らしい。バス便の物件を避ける傾向がある中、果敢にチャレンジした姿勢も高評価につながった。
画像ギャラリー
事業コンセプト
JR中央線・横浜線「八王子」駅徒歩13分とやや駅遠の物件でしたが、物件の目の前にバス停があり、「八王子」駅から市役所までの間に立地していることからバス本数が平日朝6時~8時台に118本、約2分に1本ものバスが運行しています。また、徒歩でも賑わいのある市内最大の商店街を通るフラットなルートとなるので駅距離を感じさせない立地と判断し、ファミリー世帯向きとした商品構成としました。
専有部の仕様を落とさずにお客様へ安く良い商品を提供するために、自社設計・施工により建築費の高騰を抑えました。また、11階以上の住戸に設置が要求されるスプリンクラー設備を特例により設置不要とし、機械式駐車場を天空にして泡消火設備を外すことにより、コストを削減することができました。
スラブ工法には当社オリジナルの中空スラブ工法を採用し、中空部分を換気扇の換気ダクトを通すことに利用し、小梁の少ない快適な室内を実現しました。
商品企画
<デザイン>
全戸に約7.1m~8.1mのワイドスパン設計を採用し、リビング・ダイニングの窓から十分な陽光を採り込むことにより開放的な空間を演出しました。
<プランニング・間取り>
廊下に使う面積を極力なくすことによって専有面積をより有効に使用することを可能にし、各居室からリビング、水廻りへの移動距離も少なくなり利便性の向上につながりました。また、リビングと隣接する居室には床側のレールをなくした引戸を採用し、家具配置の自由度を高め、開放すれば隣接と合わせた広い空間として使用することも可能にしました。
物件概要
事業主名 | 山田建設株式会社 |
---|---|
現場住所 | 東京都八王子市八日町7-21 ほか |
企画設計 | 山田建設株式会社一級建築士事務所 |
施工者名 | 山田建設株式会社 |
工事竣工 | 平成30年9月20日 |
規模概要
敷地面積 | 1,053.72m² |
---|---|
延床面積 | 7,253.06m² |
住戸面積 | 66.15~77.10m² |
構造規模 | RC 造地上15 階 |
住戸総数 | 住戸83戸・店舗1戸 |