会報全住協トピックス
世界不動産連盟(FIABCI)世界会長との懇談会
世界不動産連盟日本支部は、キルコオ・アジェルハニャンFIABCI世界会長の来日を機に、9月6日(火)正午から霞が関ビルの東海大学校友会館「霞の間」において、同支部から桑田俊一会長(FRK)、清水郁夫会長代行(全住協)ほか各副会長が出席して懇談会を開催した。
懇談会では同世界会長から、FIABCIの改革プラン「VISION2020」の説明があった後、2017年世界総会の開催地であるアンドラのジョルディ・リボ支部会長からビデオによるアンドラの紹介があった。
海外不動産投資事情セミナーを開催
9月6日(火)、弘済会館にて政策委員会国際交流小委員会によるセミナーを開催した。
最初に、国土交通省土地・建設産業局国際課担当官よりインフラ海外展開に向けた政府と国交省の取組方針等を解説した。
次いで、全米リアルター協会日本大使のマーク北林氏がアメリカ住宅不動産事情や協会の取組事項を説明した。
第三部では「グローバル不動産投資の現状」について世界不動産連盟世界会長キルコオ・アジェルハニャン氏を始め、各地域担当役員が概況を語った。
住生活女性会議が講演会を開催
9月12日(月)東京ディズニーシー・ホテルミラコスタにて講演会を開催し、国土交通省大臣官房審議官(住宅局担当)伊藤明子氏と柳内光子座長が講師を務めた。
伊藤氏は、「今後の住宅業界では、人口・世帯数減少に伴い既存顧客との信頼関係構築が求められる。また、2060年頃には50歳以上人口が60%を占め、高齢者を「支える」ではなく、「お互いを補い合う」関係が重要になっていく。そのような社会変化を見据え、女性の持つコミュニケーション能力やお節介能力を事業に生かしてほしい」と語った。
柳内座長は、女性経営者として生きてきた自らの半生を、「人生は運と出会いとタイミングが重要であり、ここまでやってこられた自分は運が良い」と振り返り、「自らの力を信じて」とエールを送った。